興信所に関する用語を解説する百科事典です。

探偵百科辞典は興信所が行う調査内容を中心に、探偵にまつわる用語を項目に分けて解説するサイトです。
探偵百科事典
探偵百科事典は、探偵にまつわる用語を項目に分けて解説するサイトです。

探偵と聞いて、想像される調査イメージと言えば、「浮気調査」「人探し」ではないでしょうか。
メディアに探偵が取り上げられる時、浮気調査のプロとして呼ばれて、浮気の気配などについて話をすることや、人探し番組で実際に探偵が登場していることがあるので、その印象が強いのではないではないかと思います。

しかし実際のところ、番組を見たからといって、探偵についてもう少し深く調べてみようと考える人はほんの一部であり、調査の名前は知っているけれど、実際どのような調査を扱い、行っているのかは想像以上に知らない人が多いようです。
この探偵百科事典では、そんな調査内容を中心に、あまり一般の方には認知されていない、知っていると役立ちそうな探偵に関する知識を幅広く解説していきます。

探偵の調査は使い方次第で、とても大きな意味を持ちます。一番探偵に依頼の多い浮気調査は、浮気をやめさせるために利用することも、離婚の際の慰謝料請求にも役立ちます。他の使い方の例として、最近大きなニュースとして取り上げられることの多いストーカー犯罪。警察には相談窓口もありますが、相談件数が多いことや被害者からの聞き取りだけではどの程度切迫した状況かつかみにくいなど対応に苦慮しているようです。
そんな時調査を依頼し、どの程度ストーカー被害に悩まされているか状況を報告書としてまとめてもらっていれば、目で見て理解してもらえ、スムーズな対応が可能になるのではないかと考えられます。

大人の目には見えにくい、いじめ問題。親が気づいた時には遅すぎた。そんなニュースを近年よく耳にします。「探偵の調査では、子供のいじめは見抜きにくい。」という話も聞きますが、「あの時こうしていれば。」と後悔しないためにも、探偵の調査で普段の行動を知っておくことは悪いことではありません。
学内でアンケートを取っても、握りつぶしてしまう。そんな話も耳にします。いじめは学校内でだけ起こるものではありません。登下校中や外出時の行動を知ることで、いじめの有無に気づくこともできます。いじめもストーカーの対処同様に、実態をつかまなければ動きにくい傾向にあります。調査を利用して事実を掴んでいることで、動き出すこともあります。

調査の使い方は一つではありません。問題を抱えたとき、探偵に相談することで新たな解決策が生まれることもあります。

この探偵百科事典では、そんな調査内容を中心に、あまり一般の方には認知されていない、知っていると役立ちそうな 探偵に関する知識を幅広く解説していきます。

このサイトを通して、あなたの探偵に関する知識を増やす手伝いができれば幸いです。

まずは、業務内容など探偵の基礎知識について解説したいと思います。

<実際の探偵が行う業務内容>
一般的の方が考える探偵が行う業務内容は、ドラマ・小説・映画等の影響から、
事件の犯人を推理して解決したり、警察と協力として事件解決を行ったりすることを想像するのではないでしょうか。
推理で事件解決。警察と協力なんて華々しい世界ではまったくもってありません。
探偵の仕事を覗いてみると、架空の世界とは逆に、業務内容は地道で地味、過酷な業務が多いようです。
主な業務内容としては、「浮気調査」「人探し」「信用調査」「盗聴器発見」などが挙げられます。
「浮気調査」は、探偵の調査の中で最も依頼数のある調査です。「人探し」も昔から扱っているところが多いですが、浮気調査ほど頻繁に依頼があるというわけではありません。
盗聴器発見調査は防犯などにも役立ちますが、電波関係、機械関係に強い人材がいなければいけません。

浮気調査・・・対象者の浮気現場の撮影(浮気の証拠取得)を行う調査をします。
人探し・・・行方が分からない所在地を調べる調査をします。
信用調査・・・企業の場合は取引先の状態を調べ、個人の場合は人柄や評判などを調査します。
盗聴器発見・・・一般家庭やオフィスなどに設置された盗聴器を発見する調査をします。

探偵は地味ながらも、社会に貢献する職業です。
特に浮気の証拠撮影においては、離婚や慰謝料請求の際に、 探偵が大きな役割を果たしています。

<探偵と警察の違い>
違いは警察が事件の解決を目的としているの対して、探偵は個人や企業の悩みの解決を目的とします。

警察は民事に介入しにくい為、人探し・家出人捜索の必要で捜索願いを出したとしても、
事件性がみられない限り、すぐに探してくれることはありません。
一方探偵の方は、相談や依頼があればすぐに調査を開始することができます。
なぜ警察はすぐ探してくれないのか。家出人の数は失踪人届が出ているだけで、年間8万件以上といわれています。 8万人もの失踪を一つ一つ捜査することは実際考えてみても難しく、事件性のあるもの捜査します。

「警察は刑事事件」、「探偵は日常人と人との間に起こる問題」と、扱っている案件に違いがあります。

<探偵の権限>
日本の探偵は、海外の探偵とは違い拳銃などに代表される武器の携帯は認められていません。
探偵であっても民間人と変わらない権利の範囲で、浮気調査・素行調査などの探偵業務を行っていきます。

探偵の主な依頼主は、個人や法人からで、浮気調査や素行調査、盗聴器発見調査等を行っていきます。
ストーカー対策で法的措置が必要となった場合は探偵も警察等と連携し解決・対策をすることがあります。

(c) 興信所百科事典 All Rights Reserved